八碁連だより390号(4月号)

会長挨拶
八王子囲碁連盟会長  澤田 信夫

3月10日の八碁連総会で令和6年度の会長に就任しました、長房囲碁同好会の澤田です。
昨年度1年間、副会長兼総務担当として各同好会会長はじめ会員の皆様とお付き合いをさせて頂きました。
昨年1年は、会長の仕事の多さにびっくりしながら、池田会長が手際よく処理されているのを感心しながら拝見している間に、あっという間に過ぎてしまいました。
いよいよ今年度、会長という重責を担うこととなりました。
そのプレッシャーに押しつぶされそうになりますが、理事の皆様とともに八碁連の発展に尽力してまいる所存ですので、会員の皆さんのご理解とご協力をお願い致します。
さて、昨年度には、各種囲碁大会の見直しをさせて頂きました。 背景には会員の減少及び高齢化により、八碁連本部及び各同好会の負荷を軽減するべきとして、 
● 各同好会主催の活き活き大会を2年に1回の隔年実施としました。
● 女性大会は、参加者の減少(R4年度:18名、R5年度:17名)、特に八碁連会員が数名いう実態もあり、当面休止にしました。
● 昨年度から新たに開始した同好会対抗囲碁団体戦も2年に1回の実施としました。

また、現在、各同好会で1級までは認定できることになっていますが、規約を改正し、初段まで認定できることにしました。級位者の意欲向上につながるものと考えています。
しかしながら、将来の会員に期待して子ども囲碁大会は継続開催とします。
残念ながら、一昨年、昨年と参加者が思ったより少ない状況でした。
今年度は参加者を増やす方法を検討して子供の愛好家を増やすよう努めます。
日本では少子化対策に国を挙げて取り組んでいますが、当八碁連におきましても会員の減少は大問題であり、会員の増加に取り組むことは喫緊の課題です。
囲碁は日本の優れた伝統文化であり多くの方に囲碁の楽しさ、素晴らしさを伝えていく事も八碁連の役割かと思います。
そのために、現在行われている小学校での囲碁教室・初心者教室・市民対象の囲碁大会等は効果的ですので、関係者にはご苦労をおかけしますが継続して実施して頂くことにします。
また、会員募集の活動されている同好会にはそれに掛かった費用等に対し八碁連としてお手伝いが出来ればしていきたいと考えています。
また、地域などで例えばお祭りが有れば囲碁をアピールする機会を作って会員募集の機会とされている同好会が有ります。
各同好会も工夫されて地域の一員となり、その結果囲碁ファンが増えていく事を期待するものです。
 皆様のご協力をお願いしまして私のご挨拶とさせて頂きます。