八碁連だより402号(4月号)

会長就任の挨拶
八王子囲碁連盟会長 藤森 力

恩方同好会の藤森です。先の総会で本年度の八碁連会長を仰せつかりました。微力ではありますが精一杯務めさせて頂きたいと思っています。
私は10年程前、先輩から八碁連加入を勧められ、仲間に入れて頂きました。八碁連の基本理念は「市民が伝統文化である囲碁を通じて親睦を図り、健康が維持できるような機会を提供し棋力の向上を目指すとともに、囲碁の啓蒙と普及に努めることを目的とする」という素晴らしいものであります。
単に囲碁を楽しむという事だけでなく、仲間を気遣い、啓蒙と普及という社会的使命も担っております。
八碁連の仲間達が子供囲碁教室や初級者講習・研修会等で囲碁の普及に努めている姿は、それまで八碁連の存在そのものさえ知らなかった私にとって大きな驚きでした。この素晴らしい八碁連が今、老齢化の荒波に晒されています。老齢化による会員の減少が叫ばれて久しい中、この流れを食い止めるのが、私たちの当面する最大課題であります。
八王子の囲碁人口は5千人と云われております。私が10年前まで八碁連の存在を知らなかったように、八碁連の活動を知らない多くの囲碁愛好者がいることは間違いありません。その為の情宣活動は極めて重要であります。
衣替えした八碁連ホームページ、広報、市民センター掲示板等の活用は今後も粘り強く継続されなくてはなりません。
何よりも効果的なことは会員の皆さんが囲碁に興味ある友人・知人を八碁連に勧誘することです。皆さんの周辺には囲碁をやりたいがその機会に恵まれない方、八碁連活動に憧れつつも町内会館で少人数で囲碁を楽しんでいる方などがいるはずです。
どうかこの一年、組織拡大を目指し全会員が一人一名獲得を目標に奮闘しようではありませんか。
理事の皆さん、同好会・各団体の皆さん等、全会員一丸となって「活きいき」と、楽しく、本年の活動を展開していきたいと思います。
皆さんのご指導を宜しくお願いいたします。