令和7年6月号

囲碁と私

恩方囲碁同好会会長 久島 世次

 4月より恩方囲碁同好会会長を拝命しました久島です。よろしくお願い致します。
 私が囲碁同好会に入りましたのは、実は姉が恩方市民センターに出かけたとき、そこで囲碁をしているのを見かけて、「私の弟も囲碁をしています。」と、声をかけたのがきっかけでした。その時、姉が何を思って話をしたのか分かりませんが、その姉の行動がなければ、会員になっていなかったかも知れません。姉には感謝です。囲碁も義兄に(森屋)手解きを受けるまでは知りませんでした。
 その後、赴任した横須賀で、私の囲碁の基礎が出来たのではないか、と思っております。当時は、まだ囲碁に対して興味が薄かったのですが、知り合いの方から、囲碁クラブを創設するので会員になってほしいと頼まれました。当初は30名程でした(男性20名、女性10名程)。20代の会員は私一人、囲碁を教わると言うよりは、終わった後の飲み会の方が楽しかったことを、覚えております。
こんな私ですので、先輩の方々の、囲碁に対する熱い思いを理解するには至りませんでした。今でも、それが心の片隅に残っており、いつか何処かで、又、囲碁を始める機会があったら、その先輩の思いを繋いでいきたいと思っておりました。
 新年度になり、八碁連の藤森新会長は「八王子の囲碁人口は5,000人程いるのに、会員数は年々減少している。何とか会員を増やしたい。」と、常々話をされています。
 恩方囲碁同好会としては、会員皆様方の協力をお借りして、少しでも会員を増やせるよう根気強く勧めていきたいと考えております。