令和5年度の支部活動報告
去る3月22日に関東甲信越静の支部代表者懇談会が市ヶ谷の本院で開かれました。日本棋院は今年創立100周年の節目にあたり、小林理事長より次の100年に繋げることを使命とし、囲碁ファンに喜んでいただける施策を実施していく旨の所信表明がありました。しかし会員の現状は総数で15千人強で3年連続して3千人超の減少という大変厳しい状況です。
八碁連支部は現在39名です。昨年同時期より5名減少ですが、日本棋院が経費削減策として行った「囲碁未来」及び「週刊碁」の休刊に際して、当支部の当該会員の皆さんの殆どが「碁ワールド」会員として継続していただきました。ありがとうございました。
事業報告としては、第7回級位認定囲碁大会を10月22日に41名の参加を得て行い、12名の方が昇級され、4戦全勝の4名の方には日本棋院の免状を進呈しました。
11月12日と26日の八碁連囲碁大会と同時開催した第17回及び第18回指導碁会は日本棋院の熊丰七段、𠮷原由香里六段を講師として招き、吉原由香里六段からは感想文を頂戴するなど、盛況裡に終わりました。また、ここ数年来続けてきた囲碁研究会は会場改装工事のため、ペア碁大会は参加者数の見込みが立たないため中止しました。
今年度の事業も前年度同様に級位認定囲碁大会、指導碁会を中心にして実施したいと考えています。
また、前年に引き続き日常の取り組みとして、
・日本棋院会員への入会と既会員の支部会員への移行
・ネット碁「幽玄の間」会員や「情報会員」への入会と支部への登録 を奨めていきます。
これらは日本棋院から支部へペイバックされる普及協力金額やポイント数等の特典として跳ね返って、支部の活動資金、指導碁会の派遣料削減、大会の賞品進呈として反映します。
月刊誌「碁ワールド」は「囲碁未来」休刊後、級位者から段位者まで幅広く楽しめる内容になりました。入会され、購読されることをお薦めします。
終わりに、平成6年度の総会議案については、池田八碁連会長(兼支部長)により、3月31日付けの書類決裁としました。総会資料や入会手続き等についてご所望の方はご連絡下さい。また、支部に対するご意見、ご提案があれば歓迎です。よろしくお願いします。